昨日の【手相は、右手左手どっちを観るの?|見方は流派があるよ】の続き。西洋手相術の見方をまとめると
- 左手は先天運、右手は後天運が刻まれている
- 左手は内面(プライベートな面)、右手は外面(仕事や外向的な面)が強く現れる
となりますが、これ以外にも見方の違いがありました。
生命線の1mmか2mmぐらい内側の位置に現れるパートナー線というのがあります。

手相は、基本的に自分のことだけですが、このパートナー線の場合、左手だけに出ていたら、相手から思われている【想われ線】と観ることがあります。
西洋手相術の見方(私が習った流派)では、利き手が違っても、脳の配置は同じなので、『右手は投げる手』『左手は受ける手』と考えます。

『右手(投げる手)は自分の思いを現している』ので、『左手は相手の思いが現れている(相手の思いを受けている)』と観ることができ、左手だけにパートナー線が現れている場合【想われ線】になるわけです。
恋愛においては、左手だけに線があれば【想われ線(相手の好き度が高い)】とし、右手だけに線があれば【片思い線(自分の好き度が高い)】と観ます。左右の同時期に同じように線があれば【両想い線】と観ます。
論理的に考えれば、他人からの思いが線に出てくるなんて有り得ないことだけど、無意識では相手の思いに気づいていたりするので、無意識・潜在意識からのサインとして現れるのかな?と思ってます。
ちなみに。両手の手相の出方が同じような人は、「裏表の無い人、嘘のつけない人」となるし、左右の手相が全然違う人は「二面性がある人、外面と内面の違う人」とも観ます。この辺は、順を追ってまとめていきます。
両手共にバランスよく観ることが基本ですが、35歳までは先天運(持って生まれた能力や才能)の影響が強いので、左手を重視します。
ただし、きっちり35歳で左右に分かれるわけではありませんし、人によっては左右どっちの影響が強いかが違う場合もあります。

「なぜ、35歳なのか?」と尋ねられると明快な答えが見つからないのですが、手の平の真ん中辺りを『30歳』と観るし、日本社会において35歳は節目と言われる年齢だから?とも思うし・・・
この35歳ラインは、日本社会における価値観を前提とした見方のようにも思います。ワタシ的には、20代は左手重視で良いと思っています。
- 右手は投げる手、左手は受ける手でもある
- 左手は受ける手とすると、左手だけに現れるパートナー線は『想われ線』と読むことができる
- 35歳未満は左手重視、35歳以上は右手重視
これらを知っておくと、手相の見方(読み方)も深みがでますね。